師走に入り始まったアイエヌエーの門松もいよいよ出番が来る事となりました。
竹の切出しから、順を追って門松を紹介して来ました。
アイエヌエーの門松は、遠くから見てもアイエヌエー産である事が分かります。
それは、これまで紹介してきた竹の削り方だけではなく、竹の後方に陣取る若松の存在感にあります。
竹の後方に芯となる若松1本を差します。
所説では、この1本の若松に歳神様が来られる神聖な松であるとも言われています。
ですから、松を差す作業はこの神聖な1本から始まっていきます。
そして、その若松を中心に立体的かつ華やかに松が陣取るので、その本数も一般的な門松よりかは多く、これまでアイエヌエーの門松が毎年ご注文頂ける理由ではないでしょうか。
普段、門松は正面からしか見ませんが、後方からでも絵になるのがアイエヌエーの門松です。
若松は、兵庫県丹波地方で生産されたもので、積雪地方でもある事から冬を越す事が大変な年もありますが、その厳しい環境を乗り越えた若松は、生命力のある凛々しい松となります。
若松の他には、しめ飾り、梅木、金銀柳、稲穂が並び、箱の足元には、葉牡丹、杉、熊笹が陣取り、完成となります。
この頃になりますと、アイエヌエーも1年の終わりを感じ始めます。
もう少しという思いと、まだまだ師走の世話しない空気感、残り数日、事故なく無事に仕事納めを迎えよう等、これぞ師走を感じるアイエヌエーです。
2020年は、コロナウイルスという邪魔者に翻弄された一年でしたが、2021年は#いてまえコロナの勢いで臨むアイエヌエーです。
どうか、来年もアイエヌエーを宜しくお願い致します。
今年1年ありがとう御座いました。