スプリンクラー

ゴルフ場はまだまだ冬の顔ですが、今回はゴルフ場のメンテナンスの中でも重要なスプリンクラーの調整作業の様子を紹介します。

スプリンクラーとは、散水装置のことです。

ゴルフ場をラウンドする時でも、よくスプリンクラーを目にする事があると思います。

特にグリーンの周辺では、スプリンクラーにボールが入って救済を受けることもあります。

グリーンを管理する上で、水分管理は重要な要因の一つですが、その根幹となるスプリンクラーの点検、調整、交換はシーズインに向けて備る作業です。

スプリンクラーの周辺は、目土等によって芝面が上昇していくので、固定しているスプリンクラーの床上げが必要となります。

水が出る時は、約5センチ程水圧によって地上に上昇しますので、最低でも5センチ以上の陥没箇所は整備の対象スプリンクラーとなります。

陥没したスプリンクラーを床上げするためには、周辺の約50センチを掘削し、塩ビパイプが見えたところで太さを確認し、高さを調整していきます。

スコップ片手にスプリンクラーを割らないように気を付けながら一心不乱に掘削するので、真冬なのに皆汗をかいて頭から湯気が出ていました。

風邪をひかないように手洗い、うがい着替えをして、無事床上げを終了する事が出来ました。

芝生が動き出すシーズンインに向けて準備を進めるゴルフ場です。

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目土作業


今日はゴルフ場のディボットについて書きます。

ゴルファーなら一度は経験した事があると思います。

ティーショットでナイスショットをして意気揚々とセカンド地点に来てライを見るとディボットに入っている。

私の場合、必ず同伴競技者に「ディボットやー」と申告しておりました。

申告したからと言って状況が変わる訳ではありません。

私は、何度がこの経験をして思いました。

自分のショットがディボットに入った時はディボット申告するのに、綺麗な芝からショットをして作ったディボットを埋めていない。後続の誰かがこのディボットに入っているかもしれないなと。

ディボットからのショットは、見た目でプレッシャーがかかりますし、グリーンに向かってディボット手前にボールが止まっている時は、相当な技術を要します。


ディボットに目土が入っていれば、先のようなプレッシャーは軽減されます。

決して、ゴルファー皆さまに目土をしなければならないと言っている訳ではありません。

プレーフィを支払ってラウンドしているのですから。

個人的にはラウンド時、目土をするようにしています。

それからディボットに入った時は、まだ目土が足りなかったのかな、この状況を受け入れよう、と思うようになりましたし、ディボット申告はやめました。

芝生にとっては、目土をする事でほふくをして成長する時に、綺麗に揃ってくれます。

目土をせず、芝が成長すると凹んだままなので好ましくありません。

メンテンナンス的にはディボットが多くなると景観が悪くなりますし、高麗芝にとってもよくないので、最終組の後を追って目土をしたり、合間を狙って一斉に目土作業を行います。

コースメンテナンスを行う上で地味な作業ですが、怠らず作業する事で、ゴルファーにとっても芝生にとっても良い事が多い目土作業についてでした。

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グリーンの芝目と傾斜の関係

今日は、メンテナンスから言えるグリーンの芝目について書きたいと思います。

芝目とは、ゴルフ場のフェアウェイがシマシマのゼブラ模様に見える事はテレビでも確認でき、色が薄く見えるところは順目、色が濃く見えるところは逆目という事です。

これは、何故出来るかというと、芝を刈込む時、機械が走った方向を意味し、芝目は刈込作業によって出来ると言えます。

 

キャディさんから芝目のアドバイスを受ける事があると思います。

答えから先に言うと、グリーンにおける芝目は無いと考えてパターをするのがベターです。

グリーンのおける芝目は無いと言いましたが、山のふもとのコースではある場合があります。

理由は後で書きます。

グリーンおける芝目が無いという理由は、刈込みにあります。

ゴルフ場では、毎朝、お客様がスタートされる前に、パッティンググリーンを含む前ホールを刈込みます。

その時の刈込方向は、絶対に前日と同じ方向に刈込む事はありません。

ですから、芝目が出ないようになっていると言えます。

先に言いました山のふもとのコースについてです

水は高いところから低いところへ流れます。

山のふもとのコースは、グリーンの部分的な傾斜より、コース全体、若しくはグリーン全体の傾斜が勝っている事が多いです。

高いところから低いところへ水の流れがあるので、その傾斜から芝目が出るようになります。

傾斜が強い事から水の流れる方向に芝目で出ていると考えるのがベターだと言えるのです。

その様な場合は、先に書いた芝目の色を確認しながらグリーン読む事が楽しみの一つになると思います。

グリーンでマークをする際に、水平器のついたマークは禁止されているのは、傾斜が判明するとアンフェアだからです。

  

今日のお話しは、あくまでメンテナンスから言えるお話しで、ベントグリーンの場合です。

パターをする際には傾斜を読んで楽しんでみましょう。

Do not 3putt

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ベント芝の品種転換


ゴルフ場メンテナンスも行うアイエヌエーですので、芝生の事、ゴルフ場メンテナンスの事、メンテナンスからゴルフのスコアアップに繋がるなと思う事、うんちくにお付き合い下さい。
まだまだ紅葉がきれいなゴルフ場です。

ソーシャルディスタンスも保てるゴルフ場は安心です。
そんな安心感からか盛況なゴルフ場ですが、メンテナンスを行う上で一番大切なのは、グリーンです。

今日は、そのグリーンの芝について。
グリーンの芝は、ベント芝といって所謂、洋芝でエバーグリーン、年間を通して緑色です。

ベント芝にも色々な種類があり、ペンクロスという品種のゴルフ場が多いです。

ですが、近年の酷暑や病気に強いベント芝が品種改良によって出てきています。

世代で概ね分けられていて、今は第五世代と言われています。
どのような改良がなされ変化して来ているかと言うと、見た目では緑色が鮮やかなもの、

芝の1本1本の葉っぱが細かくてアップライト(立っている)なもの等様々です。
そのゴルフ場の土壌、気候、水に適合する品種を特定するためには、時間の要する事になります。

今のペンクロスグリーンから、品種転換をするには、2つの方法があります。

1つは、グリーンを新たに造成する。
もう1つは、インターシードと言ってベント芝の種をまく方法です。

ペンクロスの上から、春と秋ニューベントの種を蒔いて品種転換を狙うのですが、1年では中々転換出来ず、数年続ける必要があります。

ゴルフ場をラウンドされた際、もしグリーンキーパーに出会ったらグリーンの芝種を聞いてみるのも面白いかもしれません。
また、グリーンの葉っぱを観察するのもゴルフ場の楽しみ方の一つです。

 
次回も、グリーンシリーズでいきたいと思います。

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