今日は、メンテナンスから言えるグリーンの芝目について書きたいと思います。
芝目とは、ゴルフ場のフェアウェイがシマシマのゼブラ模様に見える事はテレビでも確認でき、色が薄く見えるところは順目、色が濃く見えるところは逆目という事です。
これは、何故出来るかというと、芝を刈込む時、機械が走った方向を意味し、芝目は刈込作業によって出来ると言えます。
キャディさんから芝目のアドバイスを受ける事があると思います。
答えから先に言うと、グリーンにおける芝目は無いと考えてパターをするのがベターです。
グリーンのおける芝目は無いと言いましたが、山のふもとのコースではある場合があります。
理由は後で書きます。
グリーンおける芝目が無いという理由は、刈込みにあります。
ゴルフ場では、毎朝、お客様がスタートされる前に、パッティンググリーンを含む前ホールを刈込みます。
その時の刈込方向は、絶対に前日と同じ方向に刈込む事はありません。
ですから、芝目が出ないようになっていると言えます。
先に言いました山のふもとのコースについてです
水は高いところから低いところへ流れます。
山のふもとのコースは、グリーンの部分的な傾斜より、コース全体、若しくはグリーン全体の傾斜が勝っている事が多いです。
高いところから低いところへ水の流れがあるので、その傾斜から芝目が出るようになります。
傾斜が強い事から水の流れる方向に芝目で出ていると考えるのがベターだと言えるのです。
その様な場合は、先に書いた芝目の色を確認しながらグリーン読む事が楽しみの一つになると思います。
グリーンでマークをする際に、水平器のついたマークは禁止されているのは、傾斜が判明するとアンフェアだからです。
今日のお話しは、あくまでメンテナンスから言えるお話しで、ベントグリーンの場合です。
パターをする際には傾斜を読んで楽しんでみましょう。
Do not 3putt