コウモリランは主に二つの要素の葉から構成されています。
貯水葉とは、根元を隠すように生えた部分のことを言います。
名前の通りこの貯水葉に水を貯めこむ役割のほかに樹木にくっつくための役割もあり
ます。
胞子葉とは中央部分から長く垂れ下がる葉のことを言います。
この葉っぱの先に胞子嚢(ほうしのう)という胞子を作る部分がつきます。
鹿の角のようにも見えるかっこいい部分です。
他の植物にはない貯水葉や胞子葉を持つコウモリランの醍醐味のひとつと言っても過
言ではないですね。
そんなコウモリランの生育期は5月頃から9月の中旬頃ですが
温室内でぬくぬくと大切に育てられてきた事もあってか、貯水葉がどんどん出てきた
ので報告したいと思います。
2月5日
まだ肌寒い季節ですが、温室内で育った為か小さな貯水葉が顔を覗かせるように出て
います。
2月10日
数日でも成長を感じる事が出来ますね。
2月15
半月後に覗いてみると、つややかな葉を披露してくれていました。
3月15日
観察を始めてから一か月ほど経つとここまで大きく綺麗な葉が展開していきました。
ここからもまだ大きく成長していきそうです。
これから暖かくなるとどの植物たちも成長期に入り、驚くべき速さで動き見せてくれ
ます。
ぜひ皆様も植物を写真などにおさめて成長を見守ってあげてみてください。