アイエヌエーの師走は門松の準備月間となります。
アイエヌエーの門松は、創業以来、竹の切り出しから作成、設置、撤去まで全工程自社で行っております。
門松は、毎年お正月に各家に来られる歳神様の目印になるよう祀る事が由来とされています。
この歳神様は、古来から豊作や幸せをもたらす神様と言われています。
この歳神様をお迎えする門松を作成するにあたり、アイエヌエーでは必ず全従業員でご祈祷に行きます。
今年も伊勢神宮でご祈祷をして頂きました。
今週、竹の切出し作業が始まりました。
京都市内の竹林から切り出す竹は、色彩が綺麗で直進性が高い事でも有名です。
竹を切り出すと、次は注文頂いている門松の尺数の長さに切っていきます。
しかし、これが難しいのです。
切り手は、かなり頭を使います。
機械の前で、考え込む事もしばしば。
なぜなら、1本として同じ竹はないので、節の事、完成時の顔の事、組合わせる事、長さ、太さ、
肉厚考える事は山ほどあるのです。
飛び交う声は、「笑い」とか「止め」とか意味の分からない事がありましたが、聞いてみると納得です。
作業が進行していく中で分かってくるので、その時皆さまに説明します。
経験がものをいう事は他でもありません。
切出し、裁断作業も無事終了しました。
トラックで作業場に運搬し、竹を削ぐ作業にはいっていきます。
師走を感じる毎日が続きますが、社員一同アイエヌエーの伝統を引継ぎ頑張っております。
門松シリーズ続きます。